イオンモール新小松
イオンモール新小松
施設名称 | イオンモール新小松 |
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住所 | 〒923-0862 石川県小松市清六町315 |
URL | https://shinkomatsu-aeonmall.com/ |
導入年月 | 2017年3月導入 |
導入内容 | 大型LEDビジョン・サイネージ・コンテンツと配信管理ソリューション |
2017年3月、北陸地方最大級の大型商業施設としてオープンした「イオンモール新小松」。なかでも人々の集まる「小松食回廊」(1F)と「Food Forest」(2F)、連動するふたつのフードコートに、屋内商業施設としては国内最大級の大型LEDビジョン・コンテンツ、照明演出、それらを配信・管理するソリューションを納入。北陸、そして地元・小松ならではの伝統や文化をテーマにした躍動感あふれる映像が、地域に密着かつ新しいショッピング空間を演出している。
1. 大型LEDディスプレイ
地域の魅力を県内外、そして世界へと発信する“究極のローカライズ”を目指す「イオンモール新小松」。同店ではその実現のため、精細なデジタル・サイネージ演出に優れ、高い訴求性を誇る大型LEDビジョンを導入。輝度2000nit、Physical Pitch 6.25mmの超高精細LEDパネルを288枚組み合わせ、全体解像度2560×720ピクセル、高さ4.5メートル、幅16メートルという、国内の商業施設では最大級を誇るシームレスなLEDビジョンを実現した。サイズ上の制約が少なく場所を選ばない汎用性と、明るい場所でも多様な映像コンテンツに対応する超高精細LEDパネルならではの高い再現力により、いかなるポジションからの視聴も可能に。その自由度の高さこそが、サイネージの効果を最大限発揮させることに結びついている。なお、本サイネージは株式会社エデュテイメントワークスが監修している。
1階と2階が連動するフードコートでは、どこから視聴してもクリアな映像を提供できるパネルが効果的
継ぎ目の見えない一面フラットなディスプレイだからこそ、未放送時は装飾の一部に溶けこむことも可能
2.サイネージ・コンテンツ
サイネージ・コンテンツには、地元小松の魅力発信に力を入れる「イオンモール新小松」ならではのイメージ映像を導入。株式会社ピクスとパートナーを組み、ダイナミックなカメラワークを得意とし、国内外で高い評価を受ける映像クリエイター・安藤隼人氏が手がけた。その約2分間のオリジナルCG映像は、石川県の伝統工芸品である九谷焼の上絵付けをイメージしている。赤、黄、緑、紫、紺青の九谷五彩を生かした、色彩鮮やかで優美な絵模様が、大型LEDディスプレイを流麗かつ躍動感いっぱいに動きまわり、小松の魅力を濃縮した映像となっている。長年、映画業界においてエンタテインメントに携わり、蓄積してきたノウハウを活かせる強みが、人々の視線を集め、高い効果が期待できるコンテンツの提供を可能にしている。
コンテンツは、2階「Food Forest」で食事を楽しむ人々の憩いの時間に彩りを加え、小松を印象づける
3.配信管理ソリューション
大型LEDビジョンには、サイネージ・コンテンツのほかにも、地元CATVやローカルのブルーレイ等映像機器やサーバー機器からの各種映像コンテンツを任意で切り替え、放映できる。それら多種多様なコンテンツの配信・管理・保守を一元管理するソリューションを導入。現地のコンソール用PCからのみならず、ジーベックス東京本社から遠隔での操作も可能で、クライアントのニーズを的確かつ迅速に反映できる。そして、細やかなスケジュール管理を行うことで、それぞれの放映場所や、四季、時間など、満足のいく番組の編成が可能だ。また、それらは携帯しやすいタブレット型端末からも簡単に操作ができる。イベントなど特殊なシチュエーションでも、現場にいながらにしての手動操作は、イベント進行などにさらなる効果的な演出を実現させている。
コンソール用PCから、視覚的にタイムテーブルやスケジュール等が編成でき、高い操作性を実現している
タブレット型端末の導入で、操作性に加えて機動性も確保。移動が多いイベント時などの利便性が高まる
モールを演出する照明設備
エレベーターホール「祭広場」から見える2階フードコート入口には、「Food Forest」を示すサインと、時刻や季節によって色合いが変化する照明設備を納入している。自由な色変化が指定可能なLEDパネルを使用。自然豊かな北陸らしい、四季折々を視覚化した照明は、フードコートを訪れる人々をさりげなく印象的な空間演出で出迎える。