1940年に発表されたディズニー映画「ファンタジア」は世界初のステレオ音響の娯楽映画でした。この作品の誕生から80年、映画音響は様々な試行錯誤と技術革新を繰り返し、現在の多種多様な音響表現にたどり着きました。
今日、映画館は僕達の日常にとってとても身近な存在になりました。 幼い子供の手をひいてその街の映画館を訪れ、子は芸術を通して豊かな心を育み、その土地で親となり、また自分の子の手をひいて映画館を訪れ、子がまた芸術に触れる。 今や、映画館は地域にとって欠かすことの出来ない「文化」として、そこに住む人達と共に育っていく大切な公共施設です。 この文化的で美しい継承の場、これを非力ながらも支えて続けていくことが僕達ジーベックスチームの一番大切な役割だと思っています。
先人の皆さんが愛情を注いできた技術のおかげで、劇場作りはこの80年で大きく発展してきました。ジーベックスはここに、音楽界のレコーディング技術のノウハウを新たにプラスし、更なる繊細な音響表現を実現し、21世紀の全く新しい劇場作りのスタンダードを模索する段階に入りました。
まだ夢の始まりですが、少しずつ劇場音響も上映作品本来のクオリティに近づきつつあるように感じます。
そうやって、芸術をあるべき姿のまま観客の心に届けたいという想いのもと、チーム一丸となれる経験と喜びもまた、かけがえのないものです。
ジーベックスは、そんな芸術、文化を全力でサポート出来る素敵な会社です。その一員であることに誇りを持って僕も参加させていただいてます。
ジーベックス 技術顧問
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